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全米大陸横断駅伝プロジェクト進捗状況と今後の展開①

フィリピン出国前に、ある選手から「井上さんのビジョンは具体的なことが見えないから協力しづらい」という声をもらいました。

確かにそれは一理あるな…と反省し、現時点でのプロジェクト進捗状況と頭の中にある戦略について、まとめておきます。

そもそもプロジェクトの実現とは!?

僕がめざす全米大陸横断駅伝プロジェクトとは、5000kmのタスキリレー挑戦「だけ」を実現させる企画ではなく、世界中にシェアを持つGARMINユーザーが楽しめる、世界規模の団体戦オクトーバーランとリアルな5000km駅伝がスマホアプリ内で「対等に競いあえる」仕組みを創りだすことです。

世界全体で年間600万台の製品販売をしているGARMINユーザーの仮に10%でもこのバーチャルレースを利用するなら、月刊ランナーズ企画でおこなわれる日本限定のオクトーバーランの30倍の規模となり、まさに「世界を巻き込むバーチャルレース」となります。

一見、荒唐無稽に思える壮大なプロジェクトも、バーチャルレースに関しては、世界各国のGARMIN社同士が横の連携を取れるのなら、すでに台湾で流用されているユーザー専用アプリに団体戦機能を追加するだけで、すぐ実現できてしまう話です。

だから自分は、箱根駅伝生誕100年目の2020年に全米大陸横断駅伝を実現させることの歴史的、社会的な意義を広めながら、この壮大なプロジェクトが世界中の市民ランナーにとってどれだけモチベーションを生み出せる魅力を創れるかに終始すれば良いと考えています。

※金栗四三が思い描いた全米大陸横断駅伝にまつわる箱根駅伝生誕の史実は、現在NHKにて放送中の大河ドラマ「 いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし) 」をご覧ください。

ランキング制度を導入した「おとなの箱根駅伝」

まず、僕は大河ドラマ「いだてん」の放送開始と合わせて、「2回箱根100k×2DAYs」の大会仮エントリーページを公開しました。

端的に言うとこの大会で採用したエントリーシステムは、世界中で2019年内に開催されるフル、100km、24時間走大会すべてを本大会の壮大な予選会として機能させるシステムです。

運動生理学と統計学の観点からフル/100km/24時間走の関連をデータ化できたことにより、この仕組みは作ることができました。

まだ2019年も始まったばかりですが、現時点で53名の方が意欲を持って仮申し込みして下さり、このシステムは順調に機能し始めていると感じています。

今後の方針としては、基本3種目以外のウルトラマラソン大会もなるべく完走記録が走力レベル化でき、本大会のエントリー権を得られるよう他団体の大会運営者と連携が取れるよう手配しています。

また、仮エントリー者が200名に達する迄には、走力の高くない個人でもチーム参戦できる駅伝の部の要綱も明確にします。

台湾ガーミンアプリの世界流用について

最終的なバーチャルレース実現のためにGARMIN sportsというアプリがどれだけ世界中のユーザーにとってメリットのあるものなのかを伝えてゆくことも重要です。

GARMIN sportsは、ただバーチャルレースがアプリ内で作成できるという単純なアプリではなく、僕たち公式コーチが正しく使いこなせればガーミンが提唱する科学的なトレーニングそのものをユーザーへ無料提供でき、アプリ内でユーザー間の競走意欲を生み出せる魅力もあります。

1月は、実験的に2週間限定の走行距離ランキングイベントを作成しましたが、今後はよりめざしがいのあるバーチャルレースや練習プログラムを企画できるよう工夫してゆきます。

中長期的な戦略としては、各国にいるGARMIN公式コーチ同士の横の繋がりを通して賛同者を増やすこと。

自身が10月に日本代表選手として出場予定の24時間走世界選手権へ挑むまでの一連のトレーニングがユーザーにも模倣になるものであること。

世界選手権そのものでインパクトのある結果を残し、説得力を帯びた言葉で他国の代表選手へプロジェクトへの協力を打診することだと考えています。

※続きは、次回投稿にて。

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