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12.42018
今日は本番〇日前?GARMIN便利ツール紹介①

こんにちは。24時間走競技・元世界チャンピオンの井上真悟です。
前3回の投稿で紹介した、
スポーツサイエンスの理論 / 応用 / 準備
記事は、それぞれ読解に時間のかかる内容ですが、
本当に大切なことは、ベースとなる考え方を参考にしつつ
要は、日常生活のなかでどう行動におこせるか?だと、思っていま
めんどくさい方法は、絶対につづかない!
を踏まえた上で、今回の投稿では、
GARMINユーザーなら今すぐ利用できる
便利なGARMIN無料ツールの使い方を紹介します。
今日からあなたのGARMINが逆算時計にっ!
マラソンとは、大会本番までの残された日数+当日走る距離
という意識を持ちましょう!と、私はこれまでのコーチ活動のなか
そもそも今日がマラソン大会本番の何日前なのか?いちいち計算す
今回、紹介するGARMIN専用の無料アプリを使うと
これまで、現在時刻を確認するために使っていた時計というツールに目標イベントまでの残日数をカウントダウンできる機能を足すことができます。
勝負の日まで、あと何日残されているのか?をいつでも瞬時にチェックできる状態にして、まずは時間をムダなく使うための意識を養いましょう!
コネクトIQ おすすめアプリ「 count down! 」
まずはじめに、スマートフォン用GARMIN練習管理アプリ「GARMIN connect」をひらき、
「詳細」ページ内の「コネクトIQストア」をクリック
「 count down 」という単語で検索すると、約600件の無料ツールが出てきます
オススメは、その中の「 count down! 」というアプリです。
ダウンロードが完了したら、コネクトIQストアをクローズして、「詳細」ページ内の「Garmin デバイス」をクリック
普段使っているGARMINウォッチを選択して
「アクティビティ&アプリの管理」→「ウォッチフェイス」と、進
「選択」メニューにて、
普段使っているGARMINウォッチのメイン画面に表示するカウ
ちなみに私は、なるべくシンプルに使いたいので「 Event name 」には目標とする大会の距離だけを入力。
大会までの残日数と大会本番の距離だけが、パッとみてすぐ分
他の項目も入れると見にくくなってしまうのでカスタマイズせずに、こんな画面で使っています↓
次の大会は、いつ出るんですか?
の質問に、普通ならば「あと3ヶ月後の〇月〇日です」という答え方をしてしまうと思いますが…それでは、残念ながら目標に対する具体的な危機感が薄れやすくなってしまいます。
だって、たとえ同じ質問を明日されても、明後日されても
きっと同じ答え方になってしまいますよね。
しかし現実は違います。準備に費やせる時間は着実に1日ずつ減っています。
そして、失った時間は2度と戻ってはきません。
今回、紹介した「count down!」があれば、日々の生活のなかで時計を見るたびに
「今日で大会まで残りあと89日!」というふうに正確な残日数を瞬時にチェックできるようになれます。この習慣で得られる深層心理への影響は、決して小さくはありません。
マラソンとは、大会本番までの日常生活のなかで目標のために何を考え、どう行動してきたか、自己管理能力が問われる大人のスポーツです。
そこで得られる視点や考えぐせは、間違いなく走ること以外にも活かせるものです。
まずはGARMINを賢く使いたおして、マラソンを攻略してゆくポイントをおさえてゆきましょう。
井上真悟プロフィール 1980年東京生まれ
- GARMINブランド公式アンバサダー兼ランニングコーチ
- 月刊ランナーズ・サロマ湖/四万十川100kmウルトラマラソン大会公式企画コーチ
- 著書「大陸を走って横断する僕の話。(台湾・木馬出版)」 など
26歳時、父の他界をきっかけに挑んだ通称「世界一過酷なウルトラマラソン」サハラ砂漠マラソンにて2年連続日本人1位となる。その後、ランニングコーチとして児童を対象にしたコーチング経験を積む傍ら、日本全国の児童養護施設へ走って訪れる活動を展開(2007~)出逢った全ての子供たちを喜ばせたいと思い、当時「20代では結果が出せない」と言われていた24時間走に絞った競技活動に打ち込む。2010年、伝説のウルトラランナーと呼ばれていたスコット・ジュレクとのレースを制し、20代初の同競技・世界タイトルを獲得。現在は、「2020年・金栗四三のアメリカ大陸5000km横断駅伝」の実現をめざし、精力的に活動中。