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ランナーが知っておくべき胃腸トラブルの分類

※ 私は医学に関連する資格を有しているわけではありませんので、今回の記事はあくまで参照程度に留めてください。また、どのような薬にも副作用や個人差による合う合わないはありますので、同類製品の詳しい違いは、ドラッグストアなどで必ず店内の薬剤師さんにご相談ください。

役割を理解して使い分けるべき胃腸薬のあれこれ

非日常的な距離をいっぺんに走るウルトラマラソンでは、さまざまなケースから胃腸の働きが悪くなり、走れなくなるどころか、健康にも重大な悪影響を及ぼすケースがあります。

これらは、根性論だけでは対処できない問題です。

そこで、今回はランナーに起こりやすい胃腸トラブルの代表例と、その症状に対応した市販薬の一例を紹介します。

ランナーの胃腸トラブル例①
胃酸によって粘膜が溶けてしまう

長時間、食べながら走り続けるウルトラマラソンでは、食べものを消化するための胃酸が分泌されすぎてしまい、胃の内壁を守る粘膜が溶けてしまうことがあります。

胃の粘膜が薄れると固形物との摩擦や自分自身の胃酸で胃がダメージを受けてしまうので、そうなる前に胃の粘膜を保護するための薬を飲むべきだと私は思っています。

例えば、私の場合は過酷なウルトラマラソンでは、胃の粘液を増やして胃を守るための市販薬「セルベール整胃錠」などをレース中に服用しています。

ランナーの胃腸トラブル例②
胃酸によって胃がダメージを受けてしまう

たとえ胃の粘膜を保護するための薬を飲んでいたとしても、胃酸の過剰分泌が抑えられなければ根本的な解決にはなりません。

そこで、胃の粘膜保護とは別に、胃酸の分泌を抑制させるための薬も飲むとレース中のトラブルが起こりにくいです。

例えば、私の場合はH2ブロッカーで胃酸をブロックする「アバロンZ」などをレース中に服用しています。

ランナーの胃腸トラブル例③
胃の機能低下

胃そのものが疲れてしまうと、食べたものが消化しきれず、レースの途中でエネルギー切れを起こしてしまうことも。

私の場合は、レース中にこの症状になることは少ないですが、ランニングパンツのポケットには、胃の機能を正常化させる効果のある「大正漢方胃腸薬」をお守りがわりに入れて過酷なレースに臨んでいます。

ランナーの胃腸トラブル例④
腸の機能低下

腸内環境の乱れから腸の機能が低下すると、便が安定せず下痢や便秘に悩まされることも。

例えば私の場合は、善玉菌で腸内環境を整える「新ビオフェルミンS錠」や悪玉菌の増殖を抑えて、過剰に腸のなかに溜まったガスの排出を促す「ラッパ整腸薬BF」などを主にレース前に飲んでおいたりします。

ランナーの胃腸のトラブル例⑤
下痢

レース前夜の暴飲暴食や冷え、腸の働きが異常に活性化した場合に下痢になることもあるかもしれません。

そこで、私の場合レース中は、お守りがわりにとして突然の下痢に対しても有効な「ピシャット錠」などを持っておきます。

ただし、レース後や日常生活のなかでは、下痢をおこすことで悪いウィルスを身体の外へ出している場合もあるので、止めないほうが良い場合もあります。

ランナーの胃腸トラブル例⑥
便秘

そもそもランニングは、運動不足の腸の働きが活発になりやすく便秘の解消につながりますが、それでももしレース前や日常生活で便秘に悩まされることがあるとしたら、腸の運動を助けて排泄をうながす便秘薬を飲んだほうが良いかもしれません。

私の場合、レース前で便秘がちなときのため、大腸粘膜を直接刺激する「スルーラックS」や水分で硬い便を軟らかくする「コーラックⅡ」などを一応、荷物に入れておきます。

便も尿も、体外へ疲労物質をだすための生理現象なので、そのサイクルが止まっていると疲労感が残りやすいです。

何がトラブルの原因なのか?
をその都度、考え、備えること

胃腸トラブルとひとくちに言っても、その原因は症状によって異なります。

また、内臓にトラブルを感じたとき、原因をすべて独力で理解することは難しいので、日常生活のなかで不安を感じたら身近な薬学の専門家や医師に相談することも大切です。

レース中に起こるトラブルは、独力でなんとかしなければならない場合も多いので、特に過酷なレースへチャレンジする人ほど、トラブルが起こることを前提に、予め薬の用意はしておくことをオススメします。

そのときに、大切なことは一つ一つの薬の目的の違いをちゃんと自覚しておくことです。

例えば、胃酸過多なのに胃の機能改善の薬を飲んでも意味はありませんよね。

それと、これらの薬は、できれば日頃の練習で本番をイメージしたロング走をおこなうときなどに、試しておき、自分にとって合うか合わないかの確認もしておくとより良いと思います。

繰り返しになりますが、薬の効果や副作用には個人差がありますので、安易に他人へあげたりせず、自分のカラダにあわせた理解を深めながら賢く使い分けしてゆきましょう。

 

 

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