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サロマ湖直前30km起伏走・レポート。

本日は特に勾配の急な丘陵コースを利用し、6/28のサロマ湖ウルトラマラソンへ出場される方々を対象としたストイックな練習会を実施しました。

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コースのメインは富士五湖対策練習会でも使用した尾根幹線道路。

上り坂でのランニングは前傾姿勢をキープし、頭の重みで自然に身体が前へ倒れるよう心がけながら肩甲骨を活かした腕ふりと足うら全体で地面を捉える感覚で。

下り坂でのランニングは膝下をリラックスし、腕ふりでバランスをとりながら接地時にブレーキをかけない理想的な走りをイメージ。

どちらも感覚を身体で覚えてゆかなければなりませんが練習前の動的ストレッチや毎度おなじみのコアトレーニングを通して、使うべき筋肉、脱力を心がけるべき筋肉、肩甲骨・骨盤・大腿骨から足裏へと骨を意識するコツをつかんでいただければ!と思います。

まずは何より、本日はキツ〜い練習メニューでしたがご参加されたみなさまお疲れさまでしたm(_ _)m

レースまであと14日間。
疲労ぬきと体調管理に気をつけながら、コアを引き締めて良い姿勢でレースに臨んで下さいね!

そして今回は練習後の食事会をとおして参加者のひとり。
サロマ湖と同じ6/28からスタートする『ツールドフランスフットレース』へ出場する瀬ノ尾敬済選手にレース直前の心境や過去の経験談などをお話ししてもらいました。

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ウルトラランナー瀬ノ尾敬済

2003年
日本山岳耐久レース72km 総合4位

2004年
アジア大学生3時間走 1位
アメリカ大陸横断レース 6位 (70日間5000kmステージレース)

2005年
アフリカ大陸最高峰キリマンジェロ(5895m)ランニング登山
*5500mでリタイア。その1週間後に徒歩に切り替えて再挑戦 & 登頂

2006年
静岡⇒新潟間自転車による日本横断
オーストラリア パース⇒ポートオーガスタ2400km 単独徒歩の旅
*2ヶ月間

2007年
オーストラリア ポートオーガスタ⇒シドニー1800km 自転車横断達成
日本縦断3000km 単独徒歩の旅

2008年
ウルトラマラソン:ドイツ縦断レース 2位 119時間34分 (17日間1203kmステージレース)

今回、瀬ノ尾選手が出場する『ツールドフランス・フットレース』は一日平均70km×40日間連続で走り続ける約2800kmのステージレース。

2008年のドイツ縦断1203kmから7年ぶりのチャレンジということもあり、ブランクをどう乗り越えるか、ライバル選手の動向など不安もあるようですが、これまでの経験を活かして今回もレースを完走し、表彰台へたどり着いて欲しいです。

僕は瀬ノ尾選手とは10年近い付き合いですが、毎回の挑戦の度に彼が語る「1000km越えのレースでは序盤の数日をかけて脚を作ってゆく」という話しにとても納得します。

この規模のレース対策にマニュアルはありませんが、乳酸が発生し出すLT値を下回るスローペースでレース序盤の5日程度 温存しておくと脚が慣れてくる感覚を僕も2007年の北海道縦断1088kmや2010年の台湾一周1100kmで感じました。

マラソンを始めたばかりの方が最初はおしゃべり出来るくらい呼吸に余裕があるペースでランニングになれてゆくことと似ています。

一日約70kmを連続で走らなければならない状況でもレースの初めは順位ではなく”トレーニング”として身体を毎日の負荷にあわせてゆく術を知っていることが一つの経験なのかな。と思います。

日本ではまだあまり知られていないウルトラマラソンのステージレースですが、その道10年の瀬ノ尾選手にはロングディスタンスの盛んなヨーロッパの舞台で活躍し、今後の競技活動へつなげて欲しいと思います!

ツールドフランス・フットレース
大会ホームページはコチラ▼
http://www.skyrun.org

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